第10弾 有限会社吉冨財経センター 吉冨健一社長・吉冨智子先生(熊本県熊本市)
取材日:2014年10月07日(火)
取材日:2014年10月07日(火)

そうです、仲睦まじいご夫婦です。今までにはないケースなのでワクワクしながらレポートを書いております。そこで今回は、お二人の出会いから現在に至るまでの約40年の感動巨編をお届けできればと思っております。
それにしても【ダントツ通信】をご利用の先生方が日本全国にいらっしゃるので、いろいろな場所で素晴らしい出会いができて本当に幸せだとつくづく思います。
それでは本題に入りましょう。と、その前に登場人物がお二人なのでこれ以降は「健一社長」「智子先生」と表記させていただきます。現在、9人の社員を抱える吉冨財経センターの種は昭和49年に芽生えたのです。

そのクラブは、第一国家試験準備室という将来の目標を見定めた夢と希望にメラメラと燃える若き集団でした。
大学の授業、クラブ活動の試験勉強に明け暮れながらも二人は着実に愛を育んでいきました。しかし、それから40年後に二人三脚で現在のような仕事に携わっていることなど想像する由もありませんでした。

教科書で覚えたことが実際の現場でどれだけ通用するのか試してみたい。経営者の生の声を自分の耳で聞いてみたいと思い、税理士業界に飛び込みました。
最初の頃はひとつひとつの知識や経験が自分の血となり肉となるような気がして毎日が新鮮でした。やはり自分が選んだ道は正しかったのだと改めて痛感しました。
しかし、そのような毎日が1年以上も続くと「これで良いのだろうか?」という思いが込み上げてきました。「本当にこれで経営者は満足しているのだろうか?税理士事務所の仕事はこれだけでいいのだろうか?」と。

しかし、いくらそれを説いたところで、若僧の意見など所長は聞き入れてはくれませんでした。あくまでも税理士事務所は、顧問先から顧問料をもらって帳面付けをすることが本来の業務であるかのように断られたのです。
「もう限界だな・・・」と感じた健一社長は、「たった一度しかない人生だから自分のやりたいことをやろう」と経営コンサルタントとしての独立を決意しました。
それが昭和55年1月のことです。とは言え、26歳の若僧に最初から経営コンサルの仕事が舞い込むはずもありません。当初は知り合いの水産会社の経理業務を手伝いながら自分の顧客を開拓する毎日が続きました。

その頃に「将来は一緒に仕事をしよう!」と健一社長が言ったとか言わなかったとか。う~ん、残念ながら今では誰も知る由もありません。すでに進むべき道を決めていた智子先生は、大学を卒業すると久留米市内にある税理士事務所に勤めました。ここで2年間ほど働きながら試験勉強を続け、苦労の末に2科目を取得しました。
カーソルを当てると智子スマイルがステキです→
そして、昭和56年5月にめでたく結婚。健一社長が独立して1年4ヶ月が経った頃でした。まだまだ余裕のある生活ではありませんでしたが、二人で力を合わせればきっと明るい将来が訪れると誓い合ったのでした。

その甲斐もあり、昭和58年には5科目すべて取得することができました。「これで新たな武器ができた!」と二人は学生時代から抱いていた夢の実現に一歩、それもとても大きな一歩を踏み出したのです。
←カーソルを当てると無邪気に微笑みます♪
また、幸運の嵐はその頃からビュンビュンと吹きまくっていました。ある日、知り合いから「ちょっと手伝ってくれないかな?」と健一社長は声を掛けられたのです。それは当時、九州一円にFC展開を始めたばかりのある大手飲食チェーンからの財務計算センター業務委託に関する話でした。

「いけるぞ!これを軸に展開しよう」と考えた健一社長は、昭和59年10月に財務を吉冨健一、税務を吉冨智子が担う吉冨財経センターを設立し、今日に至ります。
そのFC店舗に限って言えば、今日現在では熊本、宮崎、大分3県にある約150店舗を関与しています。

その手腕は本部からも高く評価され、厚い信用を得ているそうで、この顧問料収入が吉冨財経センター総売上の60%を占めていることが、それを物語っています。
また、それ以外の顧問先を見ても飲食業が占める割合は格段に高いそうです。若い頃から培った飲食店のための売上拡大のノウハウや従業員教育システムなどをさらに磨き続けた結果、このような業種別比率となりました。
たしかに多業種の顧問先を開拓することのほうがリスクヘッジにはなります。しかし、「飲食業がなくなることはない。この道を極めたほうが将来的に得策」と見た二人は「一業に徹する」ことを最優先としたのです。前述の150店舗に関しては、そのFCという特性上たった1店舗の手抜きが149店舗に影響を与えます。

さらに大型自動二輪免許を50歳を過ぎてから取得した健一社長も大型バイクに乗って巡回しているそうです。
このように顧問先の社長や奥様、社員たちとの人間関係をより強固なものにするためのツールのひとつとして、私どもの【ダントツ通信】を【元気もん通信】に巧みに進化させて利用しています。
毎月、郵送で送られてくる【元気もん通信】をファイルに綴じている顧問先も多く、評判もとても良いとのことです。また、ネット関係に強い智子先生がHTMLメルマガとして活用できる【WEB通信】にも積極的に取り組んでいる姿は9人の社員の目にも頼もしく映るのでしょう。人と人とのコミュニケーションを大切にする吉冨財経センターだからこそ、社員の定着率も高く創業時から在籍する社歴30年の大ベテランもいます。

最後に将来の夢をお二人に訊ねたところ「社員の中から後継者を選ぶこと!」と口を揃えておっしゃいました。
仕事だけでなく、夫婦の機微に関しても大変勉強になるお話が伺えました。またいつかお会いしたいです!


おぉ!まさにそのまんまピッタリのキャッチですね。
以前、女性の税理士が集まるとある団体の全国総会では派手に披露した宴会芸がすっごくウケて智子先生の名が全国に広く知られているようです。
なんとその席でレディ・ガガを演じたとか(^◇^)/
健一社長と言えば大型バイクに乗って巡回監査をするし、智子先生はあろうことかレディ・ガガ・・・。
まさに「元気玉コンサルと元気もん税理士」ですね!
取材後に顧問先の割烹料理店でご馳走していただきましたが、できればお得意の宴会芸も披露してほしかったです。取材中にレディ・ガガの件も教えていただければ動画を撮影してここにアップしたのに。。。とっても残念でなりません。
実は、上記のメールのやり取りのときに「夫婦で仕事する難しさ」について実際のところを訊ねてみました。すると智子先生曰く、
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夫婦一緒にやってきてこれまで喧嘩がなかったかというと、実は熾烈な戦いが(笑)
いわば事務所にTOPが二人いるようなもので、職員たちが右往左往という時期も。
しかし、コンサルは吉冨健一、税務は吉冨智子とすみわけができてからは
お互いを尊重し、よきパートナーとなることができました。
中小企業の経営を長年見てきて、会社の繁栄のためには「夫婦仲がいいということ」も重要なポイントだと思います。でも、うちがそうかと言えば、今もそれを目指しているところ・・・(笑)
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ハハハ♪ご夫婦揃っての取材は今回が初めてでとても有意義な時間を過ごすことができました。学生時代から今日に至るまでの40年に渡るお二人の絆は、今回の取材だけでは到底すべてを知ることもできません。また是非お会いしてお話を伺えるチャンスがあればと思っております。この度は本当にありがとうございました。

このアトラクションでは【税理士事務所のダントツ通信】という業界1位!の素晴らしいニュースレターをご利用いただいているみなさまを“ダントツな人”として順番にご紹介しております!
●税理士・公認会計士になったキッカケ●今までに苦労したこと
●嬉しかったこと●現状(売上げや顧問先の増減など)について
●これからの夢●ダントツ通信についてなど赤裸々に語ります!
※東京ディズニーランドのような楽しいサイトが目標なので、便宜上、各コーナーのことを
アトラクションと私どもの間だけではそう呼んでおります。どうかお付き合い願います。
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