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第0155号 ~「ハマる」
(更新日:2018年06月03日)
日大アメフト部による悪質な反則タックル問題で今一度、組織の在り方が問われています。
そこで、これを機に自分たちの事務所を振り返ってみてはどうでしょうか。
もしかしたら日大アメフト部と同じような組織体系ではないでしょうか?
日大では監督やコーチ陣が特定の選手に対して精神的に圧力をかけていましたが、
そのことを選手間では「ハマる」と呼んでいたことが公表されました。
身の回りに「ハマった」職員はいないだろうか?万が一いるとしたら、
ハメた張本人である所長や上司たちはそのことにまったく気付いていないでしょう。
しかし、ハマった本人は当然のこと、周りの職員たちも全員そのことに気付いています。
「結果を出さなければ干すぞ」などという暴言は吐かないにしても、肉体的にも
精神的にも重圧をかけたり「時に理不尽とも言える要求」をしたりしていないでしょうか。
もし、そのような仕打ちを受けている被害者がいるとすれば、
それは「そこそこできる職員」だと思います。
「お前ならもっとできるはずだ」「能力を発揮し切っていない」などと
最初は社員教育の一環であったり、叱咤激励のつもりであったのが次第にエスカレートし、
最終的に「ハメてしまう」結果になったのでは?
どうにもならない職員に対してそこまで熱くなる上司はそうはいません。
であるならば今一度、全職員たちの忌憚のない意見を
大きな心で聞いてみることからはじめてみてはどうでしょうか。
過去の経験上、15人以上の組織ならば現在、ハマっている職員はいるような気がします。