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第0133号 ~顧問先と疎遠になる前に手を打つ仕掛け
(更新日:2018年02月01日)
先日、福岡県のベテラン税理士から下記のようなメールをいただきました。
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ここ3年間に行われた税務調査では、久しぶりに会った社長さんや、
初めて会った社長さんとか役員さんの私を見る目が優しくないことを痛感しました。
監査担当者とばかり話をしていて、私と目も合わせません。
その中でもA社長さんの会社では、5年くらい前に専従者である奥さんが
満足なサービスもしないくせに料金ばかり高いと担当者と私を怒ったことがありました。
そんなこともすっかり落ち着いたと思っていたのは、こちらの誤解でした。
膨大な経営情報を持っていながら、経営者に役立つ情報を提供しないという
怠慢でしょうかね。
永年お付き合いいただいているお客様に対する私自身の接し方を
今一度、見直すべきですね。
つい先日、A社長さんが何か話したいような雰囲気で来所しましたが、
急ぎの用事があったので担当者にまかせて私は失礼しました。
A社長さんとは税務調査の時以外は一度も会わなかったので、
そろそろ他の税理士事務所へ変わってしまう気がします。
今年度の予定申告が最後の業務でしょうか。
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顧問先の社長や奥様との接した頻度が事務所の信用と信頼につながります。
しかし、それは実際に会った回数に限ったものではありません。
顧問先の社長や奥様が、いつも先生に会っているような感覚になりさえすれば
それで十分なのです。
そのためには巡回監査の回数だけでは全然、物足りません。
心にクサビを打ち込むような毎月の訴えかけが大切ですね。