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第0128号 ~主従関係に「あうんの呼吸」は通用しない

(更新日:2017年06月21日)

豊臣秀吉に嫡男が生まれたとき、それまで関白だった甥っ子の秀次は

「わ、わたしはいったいどうなるの?きっと叔父さんは邪魔になったこのわたしを
抹殺するに違いない。淀殿の言うことしか聞かないし・・・」とひたすら怯えました。

そうです、古株の職員、特に先代の頃から仕えていた番頭と呼ばれるような
ベテラン職員社員ほど「きっと息子の代に変わったら、私が真っ先に
クビを切られる・・・」と怯えていることでしょう。


「はぁ?なに言っとるの。そんなんちゃうっちゅうねん。こんなに
目をかけたっとるのによー言うわ。えーかげん分かってちょー!」と

秀吉が力説しても、秀次はまったく聞く耳を持たずに最後は切腹させられ、
さらし首となりました。


所長は「ベテランだから何も言わなくても彼は分かってくれてるよ」と思っていますが、

当の本人は「最近、所長は何も私に言ってくれない。そりゃ安月給でよく働く若い連中のほうが
いいに決まってるよね。きっと私は邪魔者なんだ・・・」と怯えているかもしれません。


ちょっと面倒な話ですが、ベテランになればなるほど頻繁に構ってあげないと
ポキッと折れるかプチッとキレてしまうものなのです。

ただ、それが上司と部下の上下関係では「あうんの呼吸」はOKです。


ええかげんにしてちょ~!


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