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第0046号 ~世間から見た税理士の影響力
(更新日:2009年09月24日)
今から4年前のことですが、行政書士試験に合格した知り合いがいます。
当時、35歳だった彼は、名古屋市内にある風俗店で働いていました。
雇われ店長でしたが、将来のことを考えて行政書士試験を受験しました。
その職種柄、毎晩、深夜の2時近くまで働いていました。
それでも毎日2~3時間は、分厚い問題集に向かいました。
店が休みの日曜日には、名古屋駅近くの専門学校へ通いました。
その年、苦労の甲斐があって一発で合格しました。
今では事務所を構えるまでになり、年収1000万円を超えています。
彼は、専門分野?である風俗営業の許可申請だけに特化しています。
建設業の許可申請は、老舗の行政書士たちがほとんど抑えています。
後発組の彼は、頑張ったところで、それを狙っていては徒労に終わると思い、
建設業の許可申請どころか車庫証明も定款認証もやりません。
風俗営業の許可申請一本です。
言うに言えない事情があって、その道へ入ってしまいました。
ガス栓をひねれば楽になれると考えたこともあったそうです。
そんなとき、自分のお店(風俗店)の顧問税理士が、
行政書士という仕事を教えてくれて、資格取得を勧めてくれました。
ほんのちょっとの努力を毎日積み重ねるだけで、
今の生活を簡単に手に入れることができました。
その税理士は「あなたが思っている程度のことなら絶対にできる」と、
面と向かって力強く言ってくれたそうです。
彼は「税理士さんが言うんだから、きっとそうだろう」と信じたのです。
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世間から見た税理士のイメージは、それほどまでに
大きな影響を与える存在なのです。
税理士が放った何気ない一言が、
1人の男の人生を変えることもあるものです。
先生方ご自身が思っているよりも、もっと素晴らしい仕事だと思います。