新規顧問先の獲得や拡大と既存顧問先の契約解除を防ぐために送付・配信するニュースレターが【税理士事務所のダントツ通信】です

トップページ > がんばれ!税理士事務所 メルマガ@バックナンバー

第0040号 ~社長から見た通信簿

(更新日:2009年07月15日)

もうすぐ夏休みに突入しますが、その前に子どもたちを待ち受けているのが
通信簿です。

成績の良い子は、それを待ち望み、そうでない子は、かなり凹みます。


それとまったく同じ現象が、先生方の周りでも起きていることを
ご存知でしょうか。

顧問先の社長からすれば、決算書は通信簿とまったく同じです。
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
前期と比べて売上げが、利益がアップすればそれを待ち望み、
2桁もダウンをした会社の社長は、監査担当者から逃げようとします。

そうではないでしょうか? 決算報告会がなかなか開くことができないのも
顧問先の社長が逃げ回っているからではないでしょうか?


であれば、そうまでして決算書の説明をする必要があるのでしょうか。

会社の売上げや利益をアップさせる最大の要因は、
社長のヤル気です。これさえあれば、なんとかなります。

それに決算書の読み方を説明したところで、
その場限りで、明日になればほとんど忘れています。

それによって社長のヤル気を削いで凹ませるだけであれば、
経理担当者にだけ中身の説明をして済ませたらどうでしょうか。

顧問先の社長は今、叱られると思って逃げ回っています。


ある社長たち(かなりの人数)から実際に聞いた話ですが、

昨日今日、大原簿記で経理を学んだだけの20歳の女性から、
決算書を片手に「固定費がどうのこうのと言われると腹が立つ」と。

物を売ったことがなく、電卓を叩くのが早いだけなのに…とも。


それは、先生方もまったく同じではないでしょうか。

数字に強いのではなく、数字に詳しいだけですよね。

本当に数字に強い人であれば、
税理士ではなく、商品を流通させる大きな商売をやっているはずです。


通信簿をもらう社長の気持ちを考えてみてください。

ヤル気を削いで凹ませるだけなら、やってはいけないことだけを忠告して、

「頑張りましょう!」とエールを送るだけの方が実利があるような気がします。


すべてとは言いませんが、多くの社長の心の中は、
きっとそのようなことを思っているはずです。

良いか悪いかではなく、顧問先の社長はそう思っているのです。


もう少しでいいから、顧問先との距離を近づけることが大切だと思います。
顧問先の社長や奥様は、先生のことをほとんど知りません。


う゛~~~


【税理士事務所のダントツ通信】を詳しく見る!

このページの先頭へ