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第0154号 ~今の若者に「期待しているよ」はNGワード
(更新日:2018年05月20日)
さて、GWが終わって6月に入るところですが、
無事に新入職員たちは五月病を乗り切れたでしょうか?
「中小企業を支える税理士になるぞ!」という
大きな夢と希望と期待に胸をふくらませて入社した若人たち。
それから1か月間は死にものぐるいで顧問先の社名や所在地を覚え、
その前に事務所の先輩たちのクセを密かに把握し、言われるままに
帳面に科目印を押す日々が続きました。
すると、GWがやって来る。
ふと振り返ったらこの1か月、仕事らしい仕事は何もやっていない(笑)。
ただ、社会人となってそれなりに気は使ったため、
とにかく身も心も疲弊したことでしょう。
そして、GWがやって来た。
気分転換は大切なことだ。初任給も入ったことだしパーッと南の島へ遊びに行こう!
(バカンス♪)
楽しい時間はあっと言う間に過ぎて行きました。
南の島から帰った翌日の5月4日(金)に「でも、税理士になれなかったらどうしよう」
「一生、このまま今の事務所で働くのだろうか」と悪い方へ悪い方へと思考が働き出します。
人間は否が応でも自然にリスクマネジメント機能が働くため、
忙しくしていないとマイナスのことしか頭に浮かんで来ない動物なのです。
そして、5月7日(月)がやって来る。
さぁ、若い職員たちはちゃんと元気に出勤しているでしょうか。
それでは五月病にかかりにくくするためのひとつの策を講じましょう。
一昔前は上司が「君には期待しているよ」と面と向かって言うと
若い連中は「はい!頑張ります!」と目を輝かせたものですが、
昨今ではそれが思いのほか負担となるようです。
ふと振り返って見渡せばお分かりかも知れませんが、大いに期待していた職員よりも
期待していなかった職員のほうが結果を残し、成果を上げているのではないでしょうか。
それは何も恐れることなく伸び伸びやっているからです。