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第0095号 ~知識力 < 営業力 < 集客力

(更新日:2010年12月08日)

私は、先生方にお会いするたびに「何が足りませんか?」と訊ねます。
すると、90%以上の方が「営業力です」と答えます。

自分の事務所に不足している部分のことです。
それを事務処理能力と答える先生などほとんどいません。


私が以前に勤めていた事務所では、
300人を超える異業種の組織を持っていました。

すると、中小企業診断士とか弁護士とか弁理士さんたちが、

「私は労務管理について詳しい」とか、
「債権の取り立てについて話したい」とか、
「これからは知的所有権の時代です」とか売り込んできました。

30人以上集まればセミナーをやってあげますよ!という売り込みです。

そのとき私が思ったことは、あなた方よりそれについて詳しい人間は、
全国に腐るほどいるということです。

その程度のことだったら、10万円+交通費を支払えば
全国からもっともっと優秀な先生を集めることが簡単にできます。


生きていくためには、知識など大して問題ではありません。

営業力でもありません。営業力は、いくら鍛えたところで、
持って生まれたものがあるからです。


肝心なのは集客力です。また、これは鍛えれば構築できます。


知識がなくても営業力がなくてもたくさんの人間を抱えたもの勝ちです。

1本のメールを打てば、1枚のFAXを流せば、
それが1000人の知り合いに届けば、何があっても生きていけます。

しかも、そのために難しい国家資格がいるわけでもありません。


これからは先生だけの、自分の事務所だけのメディアを作ることが大切です。

顧問先は当然のこと、それ以外の人たちともつながる赤い糸を張り巡らすと、
1本のメールや1枚のFAXだけで売上げは確実に伸びるはずです。


まずは、顧問先に対して「うちの先生からなにか面白い発信がある」と
いうアプローチだけでOKです。

その後、知り合いの銀行担当者、商工会議所職員、名刺を交わした人たちと
少しずつ赤い糸を広げていけばいいのです。

来年からは先生の、自分の事務所のファンクラブを作ってはどうでしょうか。


点と点がつながると線になり、線と線がつながると面となります。

そして、面と面で向かい合えば仲間になります。


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