第0058号 ~職員と顧問先が恐れる1つの共通項

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第0058号 ~職員と顧問先が恐れる1つの共通項


 「この2ヶ月間で3人も職員が辞めた…」と嘆く先生とお会いしました。

 その先生は、さっぱり原因が分からないと言いました。

 それどころか、立派な自社ビルを建てたばかりで、
 職員たちの働く環境は最高!と自慢するほどです。


 ・・・。  だから、辞めたのでしょう。


 なんとその事務所にはシャワールームまで完備してあるそうです。

 ということは、職員からすれば「家に帰れないの?」と思います。


 また、事務所を立派にすると顧問先も喜ぶと思う先生方も多いようですが、
 まったくその反対です。


 試しに「ひょっとしたら事務所を建てるかも知れませんよ」と、
 仲の良い顧問先の社長に言ってみて下さい。

 おそらく「おぉ!凄いですね!」と言う前に、
 「顧問料上がるの?」と返ってくるのではないでしょうか。

 でも、それが本音だと思います。


 職員の働く環境を改善してモチベーションを上げるといっても、
 肝心のその借金を返済するのは職員たちです。
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 確実に負担は、職員たちの肩に重くのしかかってきます。
 上がるどころか、間違いなくモチベーションは下がります。

 立派な自社ビルの柱を眺めて「この柱は僕の分身なんだね」とこぼす
 悲しげな職員たちを、実際に私は嫌ってほど見てきました。


 決して自社ビルを建てることを否定している訳ではありません。
 ただ、それをすることによって一体、誰が喜ぶのか?ということです。

 きっと地元の工務店だけだと思います。


 随分前のことですが、倒産したNOVAのあのゴージャスな社長室を見て、
 社員もお客様も誰も彼もが怒り、呆れ果てました。

 そばに一緒にいる職員や顧問先の社長たちが何を望んで、
 何を怖がっているかを理解することが大切だと思います。

 立派な事務所を建てたところで、たった1円の利益も発生しません。



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