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第0054号 ~いい顧問先の見分け方
(更新日:2009年11月05日)
今日は、サラッと「いい顧問先の見分け方」をお話します。
とっても簡単な方法です。
決算書等の数字に表れない部分で、いい顧問先かどうかを見分ける方法は、
相手の会社にFAXを送るだけで容易に分かります。
メールを開封することができない社長はいても、
FAXを読むことができない社長はほとんどいません。
FAXには、必ず[○月○日までに返信をお願いします]と記入します。
あとはジッと顧問先からの返事を待つだけです。
そんなことで相手の会社の企業風土と考え方が簡単に分かります。
返事が来なかったらそれまでの会社です。
あとは返事が遅い場合です。その理由は、5つあります。
●決めることができないか
●怠慢か
●忘れっぽいか
●社内がゴチャゴチャしてFAX用紙をなくしたか
●こちらを軽く見ているか
この5つの中のどれかです。
どれに該当したところで、間違いなくいいとは言えない会社です。
例えば、先生が「マネジメントゲームの募集案内」を
顧問先にFAXで流したとします。
参加する気がない顧問先の多くは、
3~4日後にお断りのFAXを送ってきます。
すぐにお断りをすると申し訳ないと思うからでしょうが、
でも、相手のことを配慮するいい社長は速攻で断ります。
マネジメントゲームの募集でメンバーが揃わなかったら、
予約した会場をキャンセルしなければいけないことを分かっているからです。
いい顧問先とは、良いも悪いも1分でも早く返事をしてくれる会社です。
たったそれだけのことで、その会社の体質や企業風土が表れるものです。
しかし、それは顧問先に限らず、税理士事務所にも同様に言えることです。