第0040号 ~社長から見た通信簿

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第0040号 ~社長から見た通信簿


 もうすぐ夏休みに突入しますが、その前に子どもたちを待ち受けているのが
 通信簿です。

 成績の良い子は、それを待ち望み、
 そうでない子は、かなり凹みます。


 それとまったく同じ現象が、先生方の周りでも起きていることを
 ご存知でしょうか。

 顧問先の社長からすれば、決算書は通信簿とまったく同じです。
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 前期と比べて売上げが、利益がアップすればそれを待ち望み、
 2桁もダウンをした会社の社長は、監査担当者から逃げようとします。

 そうではないでしょうか? 決算報告会がなかなか開くことができないのも
 顧問先の社長が逃げ回っているからではないでしょうか?


 であれば、そうまでして決算書の説明をする必要があるのでしょうか。

 会社の売上げや利益をアップさせる最大の要因は、
 社長のヤル気です。これさえあれば、なんとかなります。
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 それに決算書の読み方を説明したところで、
 その場限りで、明日になればほとんど忘れています。

 それによって社長のヤル気を削いで凹ませるだけであれば、
 経理担当者にだけ中身の説明をして済ませたらどうでしょうか。

 顧問先の社長は今、叱られると思って逃げ回っています。


 ある社長たち(かなりの人数)から実際に聞いた話ですが、

 昨日今日、大原簿記で経理を学んだだけの20歳の女性から、
 決算書を片手に「固定費がどうのこうのと言われると腹が立つ」と。

 物を売ったことがなく、電卓を叩くのが早いだけなのに…とも。


 それは、先生方もまったく同じではないでしょうか。

 数字に強いのではなく、数字に詳しいだけですよね。
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 本当に数字に強い人であれば、
 税理士ではなく、商品を流通させる大きな商売をやっているはずです。


 通信簿をもらう社長の気持ちを考えてみて下さい。

 ヤル気を削いで凹ませるだけなら、やってはいけないことだけを忠告して、

 「頑張りましょう!」とエールを送るだけの方が実利があるような気がします。


 すべてとは言いませんが、多くの社長の心の中は、
 きっとそのようなことを思っているはずです。

 良いか悪いかではなく、顧問先の社長はそう思っているのです。


 もう少しでいいから、顧問先との距離を近づけることが大切だと思います。
 顧問先の社長や奥様は、先生のことをほとんど知りません。



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